看護師の中には、患者さんの体調管理には十分気を配っていても、自分自身の体調管理となるとおろそかになってしまっている人も多いのではないでしょうか。

特に看護師の場合は労働時間が不規則で長時間になりがちなので、思ったより体や心に負担がかかっているものです。
自分の体の状態をしっかり把握したうえで対策をとっていきましょう。

体調が優れずにしっかり働くことができなければ患者さんに迷惑をかけてしまう事もあります。自分自身を守るためにも、患者さんを守るためにも体調管理をしていくことは大切なことと言えるのです。

そのためにも、まずはきちんと休むという事を心がけましょう。
体力に自信のある方は無理をして遊んだり、他のことに力を注いだりしてしまいがちですが、睡眠時間を削るようになると体に影響が出てきます。
他のことをするにしても、きちんと睡眠時間は確保できるようにスケジュールを立てるようにしましょう。眠れないとしても、体を休める時間はしっかり取ることが大事です。

また、食事内容もきちんと考えることが大切です。
忙しいからとついつい簡単なもので済ませてしまうことが多くなってしまいがちですが、手軽に食べられるものだけでは栄養バランスが偏ることもあります。
それによって体調を崩すこともあるため、ゆっくり食事をとれる時にはバランスの良い献立にしたり、忙しいときに備えてお弁当を作ったりという形で食事から栄養を摂れるようにしていくことが大切です。